2004-08-05 第160回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
形の上では九一年に南北朝鮮の国連同時加盟ということがありましたけれども、実態は、北朝鮮は国際社会の中で極めて孤立している、到底国際社会の一員と言えない状況が続いてきたと思うんですね。 国際社会に復帰するためには、核兵器を含めた核問題を解決すること、そして拉致問題を徹底的に解決すること、これが不可欠になっていると思います。
形の上では九一年に南北朝鮮の国連同時加盟ということがありましたけれども、実態は、北朝鮮は国際社会の中で極めて孤立している、到底国際社会の一員と言えない状況が続いてきたと思うんですね。 国際社会に復帰するためには、核兵器を含めた核問題を解決すること、そして拉致問題を徹底的に解決すること、これが不可欠になっていると思います。
次に、朝鮮半島においては、一九九一年の南北国連同時加盟、一九九〇年代初頭の南北首相会談開催等、緊張緩和に資する前向きの動きはあったものの、現在、南北対話は中断しており、また、軍事境界線を挟んでの兵力対峙の状況には基本的に変化が見られないばかりか、殊に先週以来の一連の北朝鮮側の動きは、朝鮮半島の平和と安定にとり甚だ好ましからざるものであると考えます。
さらに、そういった中で、具体的に朝鮮半島の情勢についての認識いかんという御質問でございますけれども、御承知のとおり、一九九一年に南北の国連同時加盟、こういうことがございました。
それからその前に、中国の北朝鮮に対する影響力の話は南北国連同時加盟のときがありました。このときも、中国がかなり影響力を発揮したのではないかと言われておりました。
冷戦の終えんは、アジアにおいても、ロシア艦隊のベトナムからの撤退、在フィリピン米軍基地の撤去を初め、大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国の国連同時加盟、韓国と中国の国交正常化、APECへの中国、台湾の加盟など、アジア・太平洋の地域協力関係の進展となってあらわれています。
しかし、これに対しましてアジアでは、韓ソ国交正常化や韓国、北朝鮮国連同時加盟など一部に緊張緩和の傾向が見られておりますが、軍事力に関する限り軍備拡大の動きが進んでおります。中国、タイ、シンガポール、フィリピン、マレーシア、インドネシア、インド、いずれも国防費をふやすなど軍拡を続けております。こうしたアジアの軍拡に向けての動きを防衛庁はどういうふうに認識をしておりますか。
例えば南北朝鮮の国連同時加盟でございますとか韓国とソ連との国交回復でございますとか、あるいはまた十三年も続いたカンボジアにおける紛争が包括和平によって終えんをするというような好ましい動きがございますけれども、同時にアジアにおきましてはヨーロッパ正面とまた違いまして、地政学的にも、また民族的にもいろいろ複雑な多様性を持っております。
近年、韓国と北朝鮮の国連同時加盟あるいは南北のハイレベルの会談の進展、朝鮮半島の非核化に関する共同宣言の合意、米韓合同演習チームスピリットの中止など注目すべき動きが出てきております。私どもとしては、このような動きを通じまして朝鮮半島の緊張が緩和の方向へ向かうことを期待いたしているところでございます。
○神田委員 北朝鮮がこの九日に国際原子力機関の核査察協定を批准することを決定したことは評価されてよいことでありますが、今回の決定を含め最近の朝鮮半島は、昨年の国連同時加盟、ことし一月の非核化共同宣言など緊張緩和の方向が見えてきているようにも見受けられますけれども、防衛庁は朝鮮半島、とりわけ北朝鮮の情勢についてどのような認識を持っているのか、お聞かせいただきたいと思います。
例えば、韓ソの国交樹立てありますとか南北朝鮮の国連同時加盟とか、あるいはカンボジアの包括和平の成立等々ございますが、しかし一方、北方領土問題もまだ解決しておりませんし、北朝鮮における状況等は、あるいは核開発の問題、これはアメリカも大変ナーバスにこれを見ておりますが、我が国としても、例えば核開発のほかにミサイルの長射程距離化の問題等々報道されておりまして、必ずしも楽観論だけではいけないというようなことで
韓ソ国交樹立てございますとか、南北朝鮮の国連同時加盟でございますとか、あるいはカンボジアの問題、包括和平の成立等々ございますけれども、この地域は非常に情勢が複雑でございまして、同時に、朝鮮半島の問題や北方領土等の未解決の問題もございます。
朝鮮半島におきましても、九一年九月に南北朝鮮の国連同時加盟が実現いたしました。九二年二月には、第六回南北首相会談におきまして、南北間の和解・不可侵と交流・協力に関する合意書及び朝鮮半島の非核化に関する共同宣言が発効するなど、南北関係は進展しております。
欧州においてはECの統合が進み、中東では歴史的な中東和平会議が開催され、またアジア・太平洋ではカンボジア和平合意の達成、大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国による国連同時加盟と、半島の非核化宣言の採択がなされました。 こうした冷戦終えん後における新たな秩序構築に向けた積極的な動きが見られる一方で、国際社会においてはなお不安定要因も増大しております。
プラスの方の要因ということでは、例えばカンボジアにおける展開であるとか、あるいは朝鮮半島における両国の国連同時加盟であるとか、あるいはやがてベトナムの動向もそうであるかもしれません。それらのことはプラスの要因と数えられますし、他方、プラスでない要因ということになりますと、例えば我が国とソ連との間に国交、平和条約がない、北方領土の問題がなお存在している。
国連同時加盟を機に統一への第一歩を踏み出した朝鮮半島両国や、あるいはまた国連の旗のもとに和平へ動き出したカンボジアを初め東南アジア諸国に対し具体的にどう貢献していくのか、その考えをただしたいと思います。 また、このたびノーベル平和賞を受賞したミャンマーのアウン・サン・スーチーさんは現軍事政権下で自宅軟禁をされておりまして、その生命の安否が気遣われております。
今日までの北東アジアの情勢を見るとき、中ソの和解、南北朝鮮の国連同時加盟、日朝国交回復交渉の開始、ソ連の急速な民主化と、緊張緩和の潮流はますます大きくなり、政府の唱えてきた軍拡の理由は、根拠のないものであったことが明らかになっています。 次に、一向になくならない税金のむだ遣いについて指摘しておきたいと思います。
そしてソ連、さらにはいっときは世界の半分を支配したソ連共産党の解体、あるいは隣の韓国、北朝鮮の国連同時加盟等々、冷戦終結後の新しい方向に向けて世界が今大きく動き出しているわけであります。 このような歴史的な世界の転換期に当たりまして、我が国だけが冷戦構造の中に定着した発想やあるいは制度や政策をそのままにして、世界の中の日本としてこれから生き続けていくことができないことは明らかだと私は思います。
このたび開会された国連総会では、韓国、北朝鮮の国連同時加盟等が実現し、国連はますますその権威と威信を高めようといたしております。国連中心主義に立つ我が国は、世界の平和と繁栄を各国と共同して守っていくという意思を内外に明らかにいたしております。そのためには、国際的な責任を果たさなければなりません。国連平和維持活動、すなわちPKOへの参加・協力体制の確立は、その課題への第一の取り組みでありました。
なかんずく、今先生が御指摘になりました国連同時加盟の方針でございますが、この間北朝鮮が暫定的な措置とはしながらもこの方針を打ち出しました。我々は、これが朝鮮半島の現実を踏まえたものとして歓迎しているところでございます。 我が国といたしましては、このような北朝鮮の姿勢が北朝鮮の対外政策全般に広がっていくことを期待しつつ、今後ともその動向を見ていく所存でございます。
○石渡清元君 そういう国ですので、単なる日本と北朝鮮というだけではなくて、いみじくも今答弁にありました韓国関係等もございますので、特に日本は国連同時加盟をというお話をしたそうでありますけれども、これから南北統一についてはどのようにかかわりを持っていくか、お聞きします。
そういう点では、クロス承認だとか国連同時加盟だとかというようなことも最近ではちらほら出ておりますが、まず日本政府、日本の外交の本当に正しい路線を踏まえて、戦後処理を四十三年たってもまだできていないんだ、そしてその人たちに戦争時代、戦前を通じて与えた被害についてすら何もしていない、こういうことが許されていいのかどうか、これがやはり問題だと私は思うのです。
○国務大臣(倉成正君) やはり現実的に見まして、御案内のとおり、韓半島の情勢は大変流動的でございまして、最近アメリカも北朝鮮との接触が始まりつつある、また、金日成主席が中国を訪問するというような、いろいろ流動的に動いておりますから、バランスをとりながら進めていくということが原則でございまして、最終的にそういうクロス承認なり国連同時加盟ということが当事者の合意によってできれば、この原則というのは決しておかしいことではないと
○矢田部理君 そこで問題だと思うのでありますが、朝鮮民主主義人民共和国はこのクロス承認と国連同時加盟ということに強く反対をしているわけですね、二つの朝鮮を演出するもの、朝鮮の分断固定化を進めるものと。
○矢田部理君 その外務大臣のお考えの中には、言われているところのクロス承認とか国連同時加盟とかいう考え方が含まれているのでしょうか。